
ギムニクとバランスボールの基本的な違い
みなさんは「ギムニク」と「バランスボール」という言葉を聞いたことがありますか?どちらも、健康や運動のサポートに使われるアイテムですが、実は少し違いがあります。
ギムニクは、フランスのメーカーが作ったブランド名で、特にリハビリや体幹トレーニング用に使われる柔らかめのボールのことを言います。表面が滑りにくく作られているのが特徴です。
一方でバランスボールは、もっと一般的に使われる名前で、体のバランスを整えたり筋肉を鍛えるための大きなゴム製のボールを指します。サイズも色々あり、座って使うこともできます。
簡単に言うと、ギムニクは特に医療やリハビリ向き、バランスボールはトレーニングやエクササイズ用としてよく使われています。
ギムニクとバランスボールの特徴を比べてみよう
では、具体的にどんな違いがあるのか、ポイントごとに見てみましょう。
1. 素材と質感
ギムニクは柔らかい素材でできていて、表面はマットで滑りにくいです。
バランスボールは少し硬めでツルツルした表面が多いです。
2. サイズ
ギムニクは直径が小さめ(20~40cm程度)で、机の下や足元で使うこともあります。
バランスボールは直径が大きく、55~75cmが一般的で座ったり全身の運動に使います。
3. 用途
ギムニクはリハビリやストレッチ、軽い筋トレなどに適しています。
バランスボールはバランス感覚の向上やお腹の筋肉を鍛えるトレーニングに使われます。
4. 価格
ギムニクは少し高めですが耐久性があり医療用として信頼されています。
バランスボールは比較的安価で種類も豊富です。
ポイント | ギムニク | バランスボール |
---|---|---|
素材・質感 | 柔らかくマットで滑りにくい | 硬めでツルツルした表面 |
サイズ | 直径20~40cm程度 | 直径55~75cmが主流 |
用途 | リハビリ・ストレッチ・軽い筋トレ | バランス向上・筋トレ・座る |
価格 | やや高め | 比較的安価 |
このように、同じように見えても使い方や目的が少し違うのがポイントです。
ギムニクとバランスボールの選び方と効果的な使い方
どちらを選ぶかは、使いたい目的と体の状態によって変わります。
初心者やリハビリ目的ならギムニクがおすすめです。やわらかく滑りにくいので、安心してストレッチや軽い運動ができます。また小さいので場所をとらず、椅子の下に置いて足元のトレーニングなどにも便利です。
運動や筋トレをしっかりしたいならバランスボールが向いています。大きいので体を揺らしながらバランス感覚を鍛えられ、座っての腹筋や背筋トレーニングにも役立ちます。
両方持って使い分けるのも良い方法です。
効果的な使い方
・ギムニクでは、座って足裏で軽く押したり、手でつぶす運動がリラックスにも効果的です。
・バランスボールは、座って体幹を使いながら姿勢を整えたり、クランチ(腹筋運動)、プランクの補助に使用すると効果的です。
注意点もあります。バランスボール使用中は転倒しないよう、広めのスペースで安全に行いましょう。ギムニクも破損に注意し、体重をかけすぎないことが大切です。
ギムニクは、実は日本では医療機関やリハビリ施設でよく使われているアイテムなんです。硬めのバランスボールより柔らかいので、筋肉を無理なくほぐしたり、関節の負担を減らしながら運動できるのがメリット。
ちなみにギムニクはフランス語で“体操”や“運動”を意味する言葉にちなんでいて、ただのバランスボールと違って“医学的”な信頼感があるんですよ。だから家でのリハビリにぴったりなんですね。
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