
バランスボールとヨガボールの違いとは?
最近、運動やストレッチでよく見かける『バランスボール』と『ヨガボール』。この2つは見た目が似ているため、同じものだと思っている人も多いです。
ですが、実は目的や作り方、使い方に少し違いがあります。
ここでは、その違いをわかりやすく説明し、どちらを選べばいいかのポイントも詳しく紹介していきます。
1.バランスボールとは?
バランスボールは、主にフィットネスや体幹トレーニングに使われる大きなエアボールです。
通常、60〜75cmの直径で作られており、バランスを取りながら姿勢を整えるトレーニングに使います。
バランスを崩さないように体幹を鍛えるための運動器具として人気です。
素材は厚手のPVC(塩化ビニル)で丈夫に作られていて、破裂しにくい構造になっています。
また、通常空気を入れて膨らませて使うため、弾力があり柔らかいのが特徴です。
2.ヨガボールとは?
一方、ヨガボールはバランスボールとほぼ同じ見た目をしていますが、ヨガやリハビリ目的に特化したボールとして販売されることが多いです。
バランスボールよりもやや小さめのことが多く、直径は55〜65cm程度が基本です。
ヨガボールも空気を入れて使いますが、座ったりゆったりとしたポーズをとる練習で使いやすいように、弾力や硬さの種類が豊富です。
体をサポートしやすいので、姿勢を正したり筋肉を伸ばしたりするのに適しています。
3.バランスボールとヨガボールの使い方の違い
バランスボールはトレーニング重視で、バランスを取るための筋肉を鍛えるのに向いています。例えば、ボールの上に座りながら足を上げたり、腕立て伏せの補助として使ったりする方法です。
反対に、ヨガボールは姿勢を整えたりストレッチを補助したりする使い方が多く、ゆったりと体を伸ばす時のサポートとして使われます。
4.バランスボールとヨガボールの共通点
両方ともエクササイズ器具であり、体幹を鍛えるのに役立つ点は共通しています。また、どちらも空気で膨らませるタイプであり、持ち運びが簡単なことも特徴です。正しい使い方をすれば、腰痛予防や姿勢改善にも役立ちます。
5.選び方と注意点
購入時は自分の使いたい目的に合ったサイズや硬さを選ぶことが大切です。
身長や座高に合わせたサイズ選びは以下が目安です。
| 身長 | 適したボール直径 |
|---|---|
| 150cm以下 | 45〜55cm |
| 150〜170cm | 55〜65cm |
| 170cm以上 | 65〜75cm |
さらに、使用時は床が滑りにくい場所を選び、ボールが破裂しないように適切な空気圧で使うことが必要です。
また、初めて使う場合は無理をせず、ゆっくりと慣れていくことがケガ防止につながります。
まとめ
バランスボールとヨガボールは似ていますが、バランスボールは筋肉を鍛えるトレーニング用、ヨガボールは体を伸ばしたり姿勢を整える補助用として使うのが一般的です。
どちらも健康や運動に役立つ器具なので、自分の目的に合ったものを選びましょう。
正しい使い方で楽しく体を動かして、健康な毎日を送りましょう!
バランスボールというと「ただ座るだけでも体幹が鍛えられる」と聞いたことがありますよね。でも実は、バランスボールの秘密はその不安定さにあります。ちょっとバランスを崩すだけで体が反応して自然に筋肉が働くんです。だから座ってるだけでもじっくり体幹が鍛えられるんですよ。でも最初は転ばないように壁や椅子のそばで使うのがオススメです。使いこなすと、テレビを見ながらでもトレーニングができて一石二鳥です!



















