体力と筋持久力の違いとは?基本からしっかり理解しよう
私たちはよく「体力がある」とか「筋持久力がついた」と言いますが、実はこの2つは似ているようで目的や意味がちょっと違うんです。
まず、「体力」とは体全体の元気さや運動能力の総合的な力を指します。体力には持久力、筋力、柔軟性、バランス能力など、いろいろな要素が含まれます。つまり、体力が高いと長時間動き続けたり、重い物を持ったり、ケガをしにくかったりする力が備わっているというわけです。
一方で「筋持久力」とは、筋肉が疲れにくくなる力のことです。同じ筋肉を何回も使い続けられる能力と言ってもいいでしょう。例えば、腕立て伏せを続けてできる回数や、自転車を長い時間こぎ続けられるのは筋持久力の高さが関係しています。
つまり、体力は運動に必要なあらゆる力の総称で、筋持久力はその中のひとつ、筋肉が長時間動き続けられる力を指すのです。
具体的にどう違う?体力と筋持久力の特徴を比較
ここで、わかりやすく表にまとめてみましょう。
ding="5">項目 | 体力 | 筋持久力 |
---|
意味・定義 | 体全体の運動能力の総合力 (持久力・筋力・柔軟性などを含む) | 筋肉が疲れずに繰り返し動ける力 |
対象 | 体全体や複数の能力 | 特定の筋肉群 |
主な効果 | 日常生活や運動全般のパフォーマンス向上 | 持続的な運動や繰り返し動作を可能にする |
トレーニング例 | ジョギング、筋トレ、柔軟体操など総合的な運動 | 軽い負荷での反復運動(腕立て伏せやスクワットの回数アップ) |
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このように体力は全体的な健康や運動に関わるのに対し、筋持久力は特定の筋肉を長く使う力に注目した項目です。
たとえば、マラソン選手は全身の体力も大切ですが、特に下半身の筋持久力が重要になります。
体力向上と筋持久力アップのポイントとおすすめトレーニング
体力と筋持久力、それぞれを伸ばすためには目的に合ったトレーニングが必要です。
体力を総合的に高めたい場合は、ジョギングや水泳、サッカーのような有酸素運動と合わせて筋力トレーニングやストレッチを組み合わせるのが効果的です。
例えば、1週間に3回程度、30分~1時間の軽いランニングや身体全体を使う運動を行うことで、持久力や心肺機能、筋力などがバランス良くアップします。
筋持久力を鍛えたいなら、自分の筋肉を疲れにくくするトレーニングが大切です。
腕立て伏せやスクワットを軽めの負荷で20~30回繰り返したり、ダンベルを使って何度も反復動作を続けるのが良い方法です。
一度に重い負荷をかけるのではなく、少し軽めの負荷を長く続けることで筋持久力が鍛えられます。
また、休憩時間を短くすることで筋肉を疲労に強くするトレーニングにもなります。
まとめると、
- 体力は体全体の能力のこと
- 筋持久力は筋肉の疲れにくさや動き続ける力
- 両方バランスよく鍛えることで運動能力が向上する
という点が重要です。
両者を理解し、自分の目標に合ったトレーニングを取り入れてみてください。ピックアップ解説筋持久力って聞くと「筋肉が長く動き続けられる力」だと分かりますよね。でも実は、筋持久力は筋肉の中にあるエネルギーを効率的に使い切る能力とも深く関係しているんです。筋肉にはATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーが必要ですが、これを供給する方法には速い方法と遅い方法があります。筋持久力が高い人は主に酸素を使ったゆっくりした方法でエネルギーを作り続けられるため、疲れにくく長時間動けるんですね。だから、ただ力だけをつけるのではなくエネルギーの使い方も工夫すると、もっと長く運動が続けられるんですよ。
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