
ちゅうはくしょく(中白色)と昼光色の違いとは?
みなさんは、「ちゅうはくしょく」と「昼光色」という言葉を聞いたことがありますか?どちらも照明の色を表す言葉ですが、実は意味や感じ方に違いがあります。
ちゅうはくしょく(中白色)は、暖かさと冷たさの中間の白い光を意味し、文字通り「中くらいの白い色」です。家の中の照明でよく使われ、落ち着いた空間を作るのに適しています。
昼光色は、昼間の自然な太陽光のように明るく青白い光です。目が冴えやすく、作業や勉強をするときに適しています。だから、オフィスや学校などでよく使われています。
簡単に言うと、「ちゅうはくしょく」はやや暖かみのある白色、「昼光色」は少し青みがある白色です。それぞれの特徴を理解し、使い分けることで快適な生活空間が作れます。
光の色味の違いを詳しく見る
実際に「ちゅうはくしょく」と「昼光色」の光の色味を比べると、
ちゅうはくしょくは、色温度が約4000K(ケルビン)くらいで、温かさと冷たさのバランスがよい中間の色です。部屋を明るくしすぎず、目にやさしい光と感じられます。
昼光色は、色温度が約6000K程度でかなり青白い光です。自然な日中の太陽光に近いので、「明るさを重視したい」「集中したい」という時に向いています。
この色温度の違いが、体感の暖かさや集中力に大きく関わっています。表にまとめると次のようになります。
項目 | ちゅうはくしょく(中白色) | 昼光色 |
---|---|---|
色温度 | 約4000K | 約6000K |
光の色味 | やや暖かい白色 | 青白く明るい白色 |
使われる場所 | リビング、寝室、飲食店などくつろぎ空間 | オフィス、勉強部屋、工場や作業場など集中空間 |
昼光色の特徴として、青白い光は目を覚まさせ、集中力を上げる効果があります。でも、夜に昼光色の強い光を浴びると、眠りにくくなることがあるんです。これは、昼光色の光が体内時計に影響を与え、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を抑えてしまうから。だから、夜の照明には暖かい色の光を選ぶのが大切なんですよ。ついつい明るくて白い昼光色を使いたくなりますが、時間帯によって使い分けると、より健康的に過ごせます。
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