
降水確率と降水量って何が違うの?
天気予報でよく聞く「降水確率」と「降水量」ですが、似た言葉なので混同しやすいですよね。
まず、降水確率とは「ある時間や期間に雨や雪などの降る可能性のある確率」を%で表したものです。例えば「降水確率30%」なら、同じ条件の日が10日あればそのうち約3日間雨や雪が降ると予想されているという意味です。
一方、降水量は「実際に降った雨や雪の量」をミリメートル(mm)で表します。例えば降水量が5mmなら、地面に5mmの厚さの水が積もったくらいの雨が降ったということです。
つまり単純に言えば、降水確率は雨などが降る確率で、降水量は降った雨の量を意味しています。
降水確率と降水量の違いを表にまとめてみよう
言葉だけだとわかりにくいので、わかりやすいように表にまとめました。
降水確率と降水量を理解して天気予報をもっと活用しよう!
降水確率は「雨が降るかもしれない」という確率の数字なので、例えば降水確率30%でも雨が降らないかもしれませんし、降るかもしれません。
一方で降水量は「実際にどのくらい雨が降ったか」を示すので、これを知ることで雨の強さや量を具体的にイメージできます。
例えば「降水確率50%」だからといって必ず雨が降るわけではなく、降っても小さな雨かもしれません。もし降水量の予想が2mm未満であれば、ほとんど気にならない程度の雨量の可能性が高いです。
ですから、天気予報を見るときは降水確率で『雨が降るかどうかの見込み』を、降水量で『どのくらい降るか』を判断するのがポイント
これを知っておくと傘を持っていくかどうかの判断や、外出予定の調整がしやすくなりますね。
どちらも天気を知るうえで大切な情報なので、ぜひ両方の意味を理解して天気予報を上手に活用してください!
降水確率って、実は地域や時間帯によって変わるんです。例えば、東京で朝の降水確率が30%でも、同じ日の夜は70%になることも。これは天気が変わりやすいから。だから朝の予報だけ見て油断せず、こまめにチェックするのが大事なんですよね。雨具も時間帯によって用意するか決めるといいですね。
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