
代引きと後払いって何?基本を知ろう
通販やネットショッピングをするとき、支払い方法として「代引き(代金引換)」や「後払い」という言葉をよく聞くと思います。
代引きとは、商品が届いたときに、その場で代金を支払う方法です。宅配業者に現金やカードで支払うことが多いですね。
一方、後払いは、商品を受け取ったあとに請求書が届き、あとから銀行やコンビニ、またはネットで支払う方法です。
どちらも一見似ていますが、実は支払いのタイミングや方法が違うんです。
代引きと後払いの主な違いと特徴
それぞれの特徴や違いを理解すると、自分にあった支払い方法を選びやすくなります。以下の表で比較してみましょう。
ポイント | 代引き(代金引換) | 後払い |
---|---|---|
支払いタイミング | 商品受け取り時にその場で支払う | 商品受け取り後、後日請求書に従って支払う |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、電子マネーなど宅配業者に直接支払う | 銀行振込、コンビニ支払い、ネット決済など請求書に従う |
支払いリスク | 商品の受け取り時に支払うので、未払いのリスクはほぼない | 利用者が支払わない場合、事業者に未払いリスクがある |
利用できる場面 | 宅配便で送る商品全般に対応 | 主に通販サイトやオンラインサービスで採用 |
手数料 | 数百円程度の代引き手数料がかかる場合が多い | 無料の場合もあるが、請求処理手数料がかかる場合もある |
メリット・デメリットを知って賢く選ぼう
代引きのメリットとデメリット
メリット
・商品が届いたと同時に支払うので、安心感がある
・未払いの心配がない
・クレジットカードがなくても利用可能
デメリット
・代引き手数料がかかることが多い
・現金支払いの場合、支払う現金を用意する必要がある
・宅配時に在宅している必要がある
後払いのメリットとデメリット
メリット
・先に商品を受け取り、あとで支払えるので急いで現金を用意しなくてよい
・請求書が届くまで支払いを忘れにくい(管理しやすい)
・ネットショップによっては手数料が無料の場合がある
デメリット
・支払いが遅れると延滞料金が発生することがある
・悪用されるリスクがあるため、利用に審査がある場合も
・未払いになると信用情報に影響することがある
まとめ:自分に合った支払い方法を選ぶには?
代引きと後払いは、どちらもメリットとデメリットがあります。
急いで商品を受け取りたい、カードを持っていない人は代引きが便利。
逆に、手元の現金がなくても商品を受け取りたい場合や、請求書で管理したい人は後払いが向いています。
通販をよく使う人は、どちらの支払い方法が店やサービスで採用されているかも事前に確認しておくと安心です。
自分の生活スタイルに合った支払い方法を選んで、安心してショッピングを楽しみましょう!
「代引き」という言葉、実は日本特有な表現で、海外では"Cash on Delivery"(COD)という呼び方が一般的です。
興味深いのは、代引きは即時の支払いで配達員に直接払う安心感がある一方、支払い時に現金を持ち合わせていないとトラブルになることも。
ネットショッピングが普及する今、代引き利用は減っているものの、実は配達員と直接顔を合わせて現金やカードを支払うこの文化が日本の宅配サービスに根付いているのはとても面白いですよね。
特に年配の方や現金主義の方にはまだまだ人気です。
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