
カフスとカフリンクスとは?
ビジネスやフォーマルなシーンでよく耳にする「カフス」と「カフリンクス」。
どちらもスーツやシャツの袖を飾るアイテムですが、実は少し違いがあります。
まずは、それぞれがどんなものか簡単に説明します。
カフスは、シャツの袖口部分(カフ)の形を整えたり、留めたりするアクセサリーの総称です。
一方、カフリンクスはカフスの一種で、2つのパーツを芯棒でつなぎ、穴のあいたシャツのカフを留めるための留め具のことを指します。
つまり、カフリンクスはカフスの中の特定アイテムの1つです。
カフスとカフリンクスの違いを詳しく解説
カフスとカフリンクスの違いをわかりやすく表でまとめます。
項目 | カフス | カフリンクス |
---|---|---|
意味 | シャツの袖口の装飾・留め具の総称 | カフスの中の穴あきシャツ用の留め具 |
対象シャツ | 一般的なカフス部分、ボタンダウン含む | カフスに穴が2つあるタイプ(ダブルカフス) |
使用方法 | ボタンで留める場合も含む | 両面の穴に通して留める |
種類 | ボタンタイプやマジックテープ等も | 装飾性が高い金具タイプ |
このように、カフスは広くシャツの袖をいう場合もありますが、
狭義では留め具全般を指し、カフリンクスはその中でも特にビジネスで用いられる2つ穴のシャツ専用のアクセサリーです。
また素材やデザインも多彩で、カフリンクスは特にファッション性や個性を演出する重要なアイテムとなっています。
カフス・カフリンクスの選び方と使い方のポイント
では、実際にカフスやカフリンクスを選ぶ時にはどんな点に注意すればいいのでしょうか?
- シャツの種類を確認すること
カフリンクスはダブルカフスやフレンチカフスの穴あきシャツ専用ですが、カフスはボタン付きシャツにも使えます。
自分の持っているシャツの袖口タイプに合わせましょう。 - シーンに合わせること
カフリンクスは結婚式やビジネスフォーマルなどしっかりした場面に向いています。
カジュアルな場にはシンプルなカフス、またはボタンタイプが使いやすいです。 - デザインと素材
金属製のカフリンクスは高級感があり、素材もシルバー・ゴールド・ステンレスなど豊富です。
カフスは布製や革製、またボタンと一体型のものもあります。
正しく理解し、使いこなすことでおしゃれ度とマナーを両立させられます。
ビジネスの場面では相手に良い印象を与える大切なポイントです。
まとめ:カフスとカフリンクスの違いをマスターしよう
今回は「カフス」と「カフリンクス」の違いについて、
・カフスはシャツ袖の装飾や留め具の総称
・カフリンクスはカフスの中でも特に穴のあいたシャツ用の留め具
ということをご紹介しました。
これを知っていると、買い物の際や身だしなみで迷わずスマートに選べます。
また、シーンに合わせた使い分けはファッション上級者の証です。
おしゃれもマナーも押さえて、素敵な毎日を過ごしましょう!
カフリンクスって聞くと、ただのビジネスマンのアクセサリーと思われがちだけど、実は細かいデザインや素材でずいぶん雰囲気が変わるんです。例えば、シンプルなシルバーのものはどんなスーツにも合いやすいし、個性的なデザインやカラフルなものはパーティーや特別な日にぴったり。
実はカフリンクスは、ちょっとした自己表現のアイテムとしても楽しめるんですよね。
こういうワンポイントが、服装全体の印象をぐっと引き締めたり、逆に遊び心をプラスしたりしてくれます。
皆さんもお気に入りのカフリンクスを見つけて、その日の気分やTPOに合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?
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