
RGBとVGAとは何か?
まずは「RGB」と「VGA」が何を指すのか、基本から押さえていきましょう。
RGBは、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色を組み合わせて色を表現する方法のことです。人間が見るほとんどの色は、この3色の光の強さを変えることで再現されています。
このRGB信号は、テレビやパソコンのモニターなどで映像を表示するときに使われる基本的なカラー方式の一つです。
一方、VGA(Video Graphics Array)とは、かつてパソコンの映像出力に使われた規格の名前で、特にコネクタの形状や信号の種類を指します。
VGAケーブルは、一般的にパソコンの画面出力端子として知られています。
つまり、RGBは色の表現方法の一つで、VGAは映像信号を送る規格や接続の名前という違いがあります。
RGB信号とVGA信号の具体的な違い
次に、RGBとVGAの信号の違いについて詳しく説明します。
RGBは色の成分信号で、赤・緑・青の3本の信号線にそれぞれの色の強さのデータが流れます。テレビやモニターの映像を鮮明に映し出すために使われる信号で、映像の色を正確に再現しやすい特徴があります。
それに対して、VGA信号はRGB信号に加えて映像タイミング信号や同期信号が含まれています。つまり、VGAはRGBの色情報をベースにして、映像を正しく表示するためのタイミング制御も行う規格です。
VGAの最大の特徴は、アナログ信号方式であること。パソコンのモニターに接続する時、画面の解像度やリフレッシュレートなどの映像情報を同期信号を使って伝えています。
このため、RGB信号だけでは単に色の情報だけですが、VGAは映像の表示全体を管理する信号というイメージです。
RGBとVGAの関係を表で整理
RGBの信号って、実はただの『色の三原色』だけじゃなくて、どんな機器でも使える万能な概念なんです。
パソコンの画面だけじゃなくて、テレビやスマホの画面も基本はこのRGBで色を作っています。
だからRGBを理解すると、どんな画面も色をどう作っているかが見えてきて、映像技術の世界がぐっと身近に感じられますよ!
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