リフレッシュレートとは何か?
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に何回画面を更新するかを示す数値です。単位は「Hz(ヘルツ)」で表されます。例えば、60Hzのディスプレイは1秒間に60回画面が切り替わるという意味です。
リフレッシュレートが高いほど、映像が滑らかに見えます。特にゲームや動画視聴で効果を発揮し、動きの速いシーンでも画面のブレやカクつきが減るため、快適に楽しめます。ただしリフレッシュレートが高くなればなるほど、対応するパソコンやゲーム機の性能も必要になるので注意が必要です。
まとめるとリフレッシュレートは「画面がどれだけスムーズに更新されるか」を表した指標で、見る映像が滑らかに感じられるポイントとなります。
応答速度とは何か?
応答速度は、ディスプレイの画素(ピクセル)が色を変えるのにかかる時間のことを指します。単位は「ms(ミリ秒)」で、数値が小さいほど速いことになります。
例えば1msの応答速度なら、画素が黒から白に変わる時に1ミリ秒の時間しかかかりません。高速な応答速度は、動きの速い映像で残像(ゴースト)の発生を抑えるのに重要です。応答速度が遅いと、画面の動きがぼやけたり残像が残ったりして見づらくなります。
つまり応答速度は「画素自体の動きの速さ」で、画面のクリアさや見やすさに影響します。
リフレッシュレートと応答速度の違いと関係性
リフレッシュレートと応答速度は似ているようで目的や意味が全く異なります。
リフレッシュレートは画面全体の更新速度、応答速度は画素1つ1つの色変化の速度を示す数値です。
高リフレッシュレートでも応答速度が遅い場合、残像が残り映像がぼやけてしまいます。反対に応答速度が速くても、リフレッシュレートが低いと滑らかな動きは表現できません。
両方の性能が良いと、ゲームや動画の映像がより快適でキレイに見えます。
下記の表で違いを簡単にまとめます。
ding="10" style="border-collapse: collapse;">項目 | 意味 | 単位 | 映像への影響 | 理想的な値 |
---|
リフレッシュレート | 画面の更新回数/秒 (全体の切り替え速度) | Hz(ヘルツ) | 映像の動きの滑らかさ | 高いほど良い(例 60Hz, 120Hz, 144Hz) |
応答速度 | 画素の色変化速度 (色が変わるまでの時間) | ms(ミリ秒) | 残像の少なさ、映像のクリアさ | 低いほど良い(例 1ms〜5ms) |
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まとめ
リフレッシュレートは画面全体の切り替え速度、応答速度は画素一つ一つの色変化の速さです。
どちらも映像の見え方に大きく影響しますが、役割が異なります。
ゲームや映画鑑賞で快適な映像体験を目指すなら、リフレッシュレートはできるだけ高く、応答速度はできるだけ速い(低いms値)ディスプレイを選ぶのがポイントです。
買い替えや新調の際は、この違いを理解して自分の用途に合ったモニターを選びましょう。
ピックアップ解説応答速度について少し深掘りしましょう。応答速度が速いほど残像が減るのは知っている人も多いですが、パネルの種類によって異なります。例えば、TNパネルは応答速度が速いですが、色の再現性が低いです。一方、IPSパネルは色がキレイですが応答速度は少し遅め。
だからゲームをする人は、残像が少なくて速い応答速度のTNか高速化されたIPSを選ぶことが多いんです。用途に応じてスペックを見るのも楽しいですよね。
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