コンターと等高線とは?基本の違いを理解しよう
地図や図面を見るとよく目にする「コンター」と「等高線」。どちらも山や地形の凹凸を表す線ですが、実は少し違う意味を持っています。
等高線とは、同じ高さの地点をつなげた線のことです。地図の上でこの線を見ると、地面の高さがどのくらいかを知ることができます。たとえば、山の周りをぐるっと取り囲む細かいリングのような線がそれにあたります。
一方コンターは、英語の「contour」からきていて、等高線のことを指す場合もありますが、より広い範囲で使われる用語です。輪郭や断面図上の形を示す線もコンターと呼ばれます。つまり、等高線はコンターの一種と言えます。
コンターと等高線の違いを具体的に説明
ポイントは「意味の範囲」と「用途」にあります。
1. 意味の範囲
等高線は「地形の高さを示す線」に限定されています。
コンターは、地図上の高さ以外にも「物体の形を示す輪郭線」として使います。
2. 用途の違い
等高線は主に地形図で使い、山の高さや谷の深さがわかります。
コンターは医学の断面図やデザイン、工学の輪郭表示など多彩な場所で使われています。
下の表で違いをまとめてみましょう。
able>ポイント | コンター | 等高線 |
---|
意味の範囲 | 輪郭や断面の線全般 | 同じ高さをつなぐ線のみ |
代表的な用途 | 断面図、デザイン、地図の高さ表現 | 地形図での高さ表現 |
言語の由来 | 英語のcontour(輪郭) | 日本語での地形線の呼び方 |
ピックアップ解説「コンター」という言葉は英語の「contour」が元で、単に“地形の高さを示す線”を指すだけでなく、物の形や輪郭そのものを表す広い意味も持っています。例えば、医学の断面図で使われる線もコンターに含まれるのです。だから、日常的に地図で使う「等高線」は、実はより限定された意味の言葉で、コンターの一種なんですね。こんな風に言葉の広がりを知ると、普段見る図がちょっと楽しく見えてきますよ!
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