
IPアドレスとドメインって何?まずは基本を押さえよう
インターネットを使っているとよく聞く「IPアドレス」と「ドメイン」という言葉。
でも、この二つは何が違うのか分かりにくいですよね?
簡単に言うと、IPアドレスはコンピュータの住所、ドメインはその住所につけられた名前のようなものです。
例えば、友達の家に行くときに「東京都新宿区1-2-3」という住所(IPアドレス)で場所を探しても良いですが、覚えにくいので「友達の家」と名前(ドメイン)がついているイメージです。
では、これらがどんな役割を持ち、どう使われているのかくわしく見ていきましょう。
IPアドレスの役割とは?数字だけの住所を見てみよう
IPアドレスは、インターネットに接続されたコンピュータやスマホ、サーバーの場所を示す数字の列です。
通常、IPアドレスは4つの数字で表される「IPv4」か、16進数で表される4つのグループ「IPv6」のどちらかです。
例えばIPv4の例では「192.168.1.1」という表示が一般的。
この数字はネットワーク上の機器を一つひとつ区別するための番号なので、インターネット上の全てのコンピュータは必ずIPアドレスを持っています。
IPアドレスのおかげで、私たちがアクセスしたいウェブサイトがどこのサーバーにあるか、正確に見つけられるんです。
つまりIPアドレスは“場所を示す正確な数字の住所”だと覚えておきましょう。
ドメインは何のためにあるの?わかりやすい名前でアクセス便利に
インターネットには膨大な数のIPアドレスがあり、これをそのまま覚えたり入力したりするのは難しいです。
そこで、ドメインという仕組みが登場します。
ドメインは「example.com」や「yahoo.co.jp」のような文字列で、人間が理解しやすい名前となっています。
ドメインはDNS(ドメインネームシステム)という仕組みを使ってIPアドレスに変換されます。
つまり、私たちが「google.com」と入力すると、その名前がIPアドレスに変換されて正しいサーバーにアクセスできるようになっています。
これによって数字の羅列を覚えなくても、簡単にウェブサイトにアクセスができるんですね。
IPアドレスとドメインの違いまとめ表
まとめ:IPアドレスとドメインを理解してインターネットをもっと便利に使おう
今回解説したようにIPアドレスは機械が使う数字の住所で、ドメインは人間が覚えやすい名前という違いがあります。
普段私たちはドメインを通じてウェブサイトを見ることがほとんどですが、その裏ではIPアドレスがしっかり存在しているんです。
この仕組みを知っていると、ネットのトラブルの時にも少しプロっぽく話せるようになりますよ。
ぜひこの違いを覚えて、インターネットをより便利に楽しんでくださいね!
IPアドレスの中でも、実はIPv4とIPv6という2種類があるんだ。IPv4は4つの数字を使って住所を表しているけど、使える数に限りがあるからインターネットが普及するとアドレス不足が問題になったんだよ。そこでIPv6という新しい方式が生まれて、16進数を使ったもっと長いアドレスでたくさんの機器を識別できるようになったんだ。つまり、IPアドレス自体も時代とともに進化しているんだね!
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