
グローバルナビゲーションとは何か?
ウェブサイトを訪れた時、上部にあるメニューを見たことはありませんか?これがグローバルナビゲーションです。
グローバルナビゲーションは、ウェブサイト全体の構造を示すメニューで、トップページやサービス一覧、会社情報、問い合わせページなど、サイトの大きなカテゴリーへのリンクが並んでいます。
ユーザーがどのページにいても見える場所に設置されていて、サイト内の主要なエリアへのアクセスを簡単にしてくれます。
たとえば、オンラインショップなら「トップページ」「商品一覧」「カート」「会員登録」「お問い合わせ」などがグローバルナビゲーションに含まれることが多いです。
このナビゲーションは、サイト全体を通して一貫性を保つため、ほとんどのページに共通して表示されます。これにより、ユーザーは迷わずに大きな目的地へたどり着けるのです。
ローカルナビゲーションとは何か?
一方、ローカルナビゲーションはグローバルナビゲーションとは違い、サイトの中のある一部分に限定されたメニューです。
例えば、「商品一覧」のページに入ったときだけ表示されるサブメニューがローカルナビゲーションにあたります。ここには「新商品」「人気商品」「カテゴリ別商品」など、そのページ周辺の詳細なリンクが並びます。
ローカルナビゲーションは、そのセクション内での移動をサポートし、ユーザーが特定の情報に素早くアクセスできるようにします。
つまり、グローバルナビゲーションはサイト全体の地図、ローカルナビゲーションはその地図の中の細かな地域の案内板のような役割を果たしているのです。
役割が異なるので、表示される場所や構成も変わってきます。
グローバルナビゲーションとローカルナビゲーションの違いを表で比較!
項目 | グローバルナビゲーション | ローカルナビゲーション |
---|---|---|
役割 | サイト全体の主要カテゴリーへの案内 | 特定のセクションやページの詳細な案内 |
表示場所 | 基本的に全ページ共通の上部やヘッダー付近 | 特定のカテゴリーやページ内のサイドバーや下部 |
内容 | サイトの大きなカテゴリーリンク | そのセクションだけの細かなリンクやページ内移動 |
役割の例 | トップページ、会社概要、サービス一覧 | 商品カテゴリ、特集ページ内の関連リンク |
まとめ
グローバルナビゲーションとローカルナビゲーションはどちらもウェブサイトの中で欠かせない存在です。
グローバルナビゲーションは、ユーザーがサイト全体を簡単に移動できるようにする大きなメニューであり、一方ローカルナビゲーションは、特定のエリア内での詳細な移動を助けるサブメニューです。
この二つを上手に設定することで、訪れた人が迷わずに目的の情報へアクセスしやすくなり、使いやすいサイトになります。
サイトを作るときや改善するときにぜひ意識してみてください。
グローバルナビゲーションはウェブ全体の大きな案内板ですが、何気なく使われている「ローカルナビゲーション」は、実はユーザーの迷いを減らす縁の下の力持ちです。例えば、ローカルナビがないと細かい情報探しに時間がかかり、すぐにサイトから離れてしまうことも。つまり、ローカルナビはユーザーの“寄り道”を誘い、そのセクションでの滞在時間を増やす大事な役割を担っているんです。親しみのある道案内人のような存在ですね。