
インチとピクセルの基本的な違いとは?
普段スマートフォンやパソコンの画面サイズを確認する時に、「インチ」や「ピクセル」という言葉をよく目にします。
しかし、この二つは具体的にどう違うのか?初心者の方には少しわかりづらいですよね。
インチ(inch)は実際の長さを表す単位で、主にモニターや画面の対角線の長さを表す際に使われます。
例えば、ノートパソコン(関連記事:ノートパソコンの激安セール情報まとめ)の画面が13インチなら、その画面の対角線の長さが13インチ(約33センチ)あることを意味します。
ピクセル(pixel)は画面上の表示単位を表し、画面を構成する点の数という意味です。
ピクセル数は画面の解像度を示し、例えば1920×1080ピクセルというのは
横に1920個、縦に1080個のピクセルが並んでいるということです。
このように、インチは「物理的な大きさ」
ピクセルは「画像や画面の細かさ」を表す違いがあります。
インチとピクセルの関係:解像度とPPI(画素密度)とは?
では、同じインチ数の画面でもピクセル数が違う場合、どうなるのでしょうか?
例えば、5インチのスマホ画面でも解像度が低ければ粗く見えますし、解像度が高ければよりきれいに見えます。
ここで大事なのが PPI(Pixels Per Inch、ピクセルパーインチ) という指標です。
PPIは1インチあたりにどれだけのピクセルが配置されているかを示す数値で、
数値が大きいほど画面は細かく高精細になります。
例えば、次の表を見てください。
画面サイズ(インチ) | 解像度(ピクセル) | PPI(画素密度) | 表示の特徴 |
---|---|---|---|
5.0 | 1280×720 | 約294 | 標準的なスマホ画面 |
5.0 | 1920×1080 | 約441 | 鮮明な高解像度画面 |
13.3 | 2560×1600 | 約227 | 高詳細ノートPCディスプレイ |
このように、インチ数だけでは画面の見え方は決まらず、
PPIが高いほど画像や文字がよりくっきり表示されることがわかります。
つまり、インチはサイズ感を表し、ピクセルは画面の精密度を表しているのです。
まとめ:インチとピクセルの違いを理解して快適な画面選びを!
この記事では「インチ」と「ピクセル」の違いをわかりやすく解説しました。
まとめると
- インチは物理的な画面の大きさ(対角線の長さ)
- ピクセルは画面を構成する点の数、解像度を示す
- PPIは1インチあたりのピクセル数で、画面の細かさや鮮明さに関係する
スマホやパソコンを選ぶ時、自分に合った画面の大きさや解像度を知っておくことで、使い心地が格段にアップします。
ぜひこの記事を参考にして、快適なデジタルライフを楽しんでくださいね!
「PPI(Pixels Per Inch)」は画面の鮮明さを示す指標ですが、実は同じ画面サイズでもPPIによって表示の美しさは大きく変わります。
例えば5インチのスマホでも低いPPIだと画像がぼやけて見えることがありますが、高いPPIではとてもクリアな表示になります。
このPPI、実は目の解像度に近い数値を目標にしているメーカーもあり、私たちが自然と快適に感じる表示にこだわった数字なんですよ。
だから画面を選ぶ時はインチだけでなく、この画素密度にも注目すると失敗しません。
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