
ページビューとは何か?
ページビュー(PV)とは、ユーザーがウェブサイトのページを読み込んだ回数のことを指します。
例えば、あなたがブログのトップページを開いたら1ページビュー、そこから別の記事をクリックして開くとさらに1ページビューが加算されます。
つまり、ページビューはページの閲覧数の合計を示していて、同じ人が何ページも見ればページビューは増えます。
ウェブサイトの人気度や、どのページがよく見られているかを知るのに役立ちます。
しかし、ページビューが多くても「何人の人が見ているか」まではわからないという特徴もあります。
訪問回数とは何か?
訪問回数
一人のユーザーが複数のページを見たとしても、それは1回の訪問と見なされます。
例えば、あなたがブログを開いて5ページを見ても、それは「1訪問」です。
その後1時間以上経過してまたサイトを開くと、別の訪問としてカウントされる場合があります。
訪問回数は「何回サイトに来ているか」を表す指標で、リピーターの把握に役立ちます。
ページビューと訪問回数の違いをわかりやすく比較!
ページビューと訪問回数は似ている言葉ですが、実際は見る視点が違います。
ページビューはページの数を数え、訪問回数は訪問の回数を数えるという違いがあります。
以下の表で違いをまとめてみましょう。
指標 | 意味 | 数え方 | 特徴 |
---|---|---|---|
ページビュー | ページが表示された回数 | ユーザーが読み込んだページ数 | 同じ人が複数ページ見ても全部加算される |
訪問回数 | ウェブサイトを訪れた回数 | 一定期間内の訪問アクション数 | 複数ページ見ても1回の訪問としてカウント |
たとえば、ある日の訪問者が1回の訪問で10ページを見れば、
ページビューは10、訪問回数は1となります。
このように、両者は使う意味や狙いが違うので注意が必要です。
まとめ:どちらを重視すればいい?
ウェブサイトの目的によって、ページビューと訪問回数のどちらを重視するかが変わってきます。
ページビューが多いということは、ページの内容に興味を持って何ページも見ていることを示しているので、コンテンツの充実度を評価できます。
一方で訪問回数が多いということは、多くの人に繰り返しサイトを訪れてもらえていると判断できるため、リピーターの増加を意識したサイト作りに役立ちます。
どちらも大切な指標なので、目的に合わせてバランス良く見ていきましょう。
これからウェブサイト運営やブログを始める方は、ページビューと訪問回数の違いを理解して、適切にアクセス解析を行うことをおすすめします。
ページビューという言葉を聞くと、単にページを開く回数と思いがちですが、市場分析や広告ではページビューの質も重要視されます。
例えば同じ10ページビューでも、一気に10ページを見た訪問と、時間を置いて分けて10ページ見た訪問では意味合いが違ってきます。
また、自動でページを更新する仕組み(リフレッシュ)によって不自然にページビューが増えることもあり、単純な数字だけで判断するのは危険です。
だから、アクセス解析ではページビューだけでなく訪問回数や滞在時間なども合わせて見ることが大切なんですね。
こんな風にデータの深掘りがアクセス解析の面白さでもあります。
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