
CSSとは何か?
まず、CSS(シーエスエス)とは、ウェブページの見た目を整えるための言語です。ウェブサイトを見たことがある人は多いと思いますが、文字の色や大きさ、背景の色、レイアウトなど、ページのデザインはすべてCSSで決められています。
例えば、同じ文章でも文字を赤くしたり、太くしたり、中央に並べたりできますよね。これらの指定をするのがCSSです。HTMLというウェブページの中身を作る言語と一緒に使われて、HTMLで内容を作り、CSSで見た目を整えます。
簡単に言うと、HTMLが家の構造を決める設計図なら、CSSは家の壁紙や家具の配置を決めるインテリアの役割です。
CSSを使うことで、ウェブサイトをきれいに見やすく、ユーザーに伝わりやすく工夫することができます。
RSSとは何か?
次にRSS(アールエスエス)について説明します。RSSは、ウェブサイトの更新情報をまとめて配信する仕組みのことです。ニュースサイトやブログなどで、新しい記事が投稿されると、RSSにはその情報が記録されていきます。
それを読むためにはRSSリーダーというソフトやアプリを使い、好きなサイトのRSSを登録すると、新しい記事が出たときにすぐに教えてくれる便利な仕組みです。
この仕組みにより、多くのサイトの最新情報を一つの場所でまとめてチェックできるので、いちいちサイトを見に行く手間が省けます。
もともとはニュースの配信に使われていましたが、今ではブログやポッドキャスト、動画チャンネルなどいろいろな情報の更新に使われています。
RSSは主に
情報の配信・共有を目的とした「データの形式」だと覚えておきましょう。
CSSとRSSの違いについてまとめると
ここまでの説明でわかったように、CSSとRSSは全く別物です。
特徴 | CSS | RSS |
---|---|---|
目的 | ウェブページの見た目を整える | ウェブサイトの更新情報を配信する |
使い方 | HTMLと組み合わせてデザインを作る | 情報をまとめて配信し、更新を知らせる |
対象 | ウェブページのレイアウトや装飾 | 記事やニュースなどの更新情報 |
形式 | スタイルシート言語 | XMLベースのフィード形式 |
ウェブサイトの見た目を作るのがCSS、情報を読者に届ける仕組みがRSSと覚えればOKです。
例えば、ブログを作るときには、HTMLとCSSを使ってブログをかっこよくデザインし、RSSで新しい記事の通知を読者に届けるという使い方をします。
このようにCSSとRSSは役割が違うので混同しないように注意しましょう。
CSSはウェブページのデザインを決める言語ですが、その使い方はとても奥深いんです。例えば、ボタンの色を変えるだけで、サイトの印象は大きく変わりますし、スマホやパソコンなど画面の大きさに合わせて見やすさを調整することもできます。
CSSの話になると難しい用語も出てきますが、実は単純なルールを組み合わせるだけで美しいページが作れるのが楽しいところ。勉強すると自分の好きなデザインをウェブで実現できるので、創作好きな人にはとてもおすすめですよ。
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