
コントラストと明度って何?基本の違いを理解しよう
デザインや写真、絵を描くときに使われる言葉に「コントラスト」と「明度」があります。
よく似た言葉に感じますが、この2つは意味がちがうんです。
まずはそれぞれの意味をしっかり理解しましょう。
明度(めいど)とは、色の明るさのことをいいます。
例えば、白はとても明るい色で、黒はとても暗い色です。
明度はその色がどのくらい明るいか暗いかを数値であらわしたものです。
簡単に言うと、色の灯りの強さみたいなものですね。
一方、コントラストとは、明るい部分と暗い部分の差のことをあらわします。
写真や絵で白い部分と黒い部分の違いがはっきりしていると「コントラストが高い」と言います。
逆に、明るい部分と暗い部分の差が小さいと「コントラストが低い」と言います。
こうして見ると、明度は色の明るさそのものを指し、コントラストは明度の差がどれだけあるかを表す感じですね。
それぞれは似ているけど、ちょっと違うものなんです。
これを理解することが、色を使ったデザインや写真編集の基本になります。
ピックアップ解説
実はコントラストは数字だけじゃなく、目の錯覚にも影響します。
例えば、同じ灰色でも、隣に明るい色があると暗く見えたり、暗い色があると明るく見えたりするんです。
この現象を利用して絵や写真の中で「影」や「光」を強調することができるので、知っているとデザインがもっと楽しくなりますよ!
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