
ブランコとレポサドって何?まずは基本から理解しよう
テキーラはメキシコを代表する蒸留酒の一つで、味わいや熟成の違いによっていくつかの種類に分かれています。
その中でもよく見かけるのが「ブランコ」と「レポサド」という言葉です。
この2つはテキーラの種類を表していて、熟成期間や味わいに大きな違いがあります。
ブランコは、蒸留したてのフレッシュなテキーラで、ほぼ熟成をしていない状態のものです。一方、レポサドは一定期間、オーク樽で熟成させたテキーラのことを指します。
この違いから味や香りに特徴が表れ、飲み方や用途も変わってきます。
ブランコとレポサドの違いを徹底比較!味や製法の特徴とおすすめの飲み方
まず、ブランコは蒸留後すぐに瓶詰めされるので、アガベのナチュラルな風味が強く感じられます。
軽やかでフレッシュな味わいなので、そのままストレートで味わう他、カクテルに使われることが多いです。
一方のレポサドは、最低でも2ヶ月から12ヶ月オークの樽で熟成されます。
この樽によってバニラやキャラメルのような香りが加わり、まろやかで深みのある味わいになります。
じっくり飲みたい方にはストレートやロックがおすすめです。
下記の表に主な違いをまとめましたので参考にしてください。
項目 | ブランコ (Blanco) | レポサド (Reposado) |
---|---|---|
熟成期間 | ほぼなし(0〜2ヶ月未満) | 2ヶ月〜12ヶ月 |
色 | 透明 | 薄いゴールド〜琥珀色 |
味わい | 爽やかでフレッシュ、アガベの香りが強い | まろやかで樽香があり深みがある |
飲み方の特徴 | カクテル、ショット、ストレート | ストレート、ロック、おすすめカクテルもあり |
価格帯 | 比較的安価 | 価格はやや高め |
どちらを選ぶ?ブランコとレポサドの楽しみ方と使い分けのコツ
普段の飲み方や目的に応じて、ブランコとレポサドを使い分けるのがおすすめです。
フレッシュで爽やかな味わいが好きな方はブランコを、
お酒の深い香りやコクをじっくり楽しみたい方はレポサドを選ぶと良いでしょう。
また、カクテルにしたい場合は、爽快感が出るブランコがよく合います。
一方、単体で飲むなら樽の香りを味わえるレポサドが満足感が高いです。
テキーラを飲む時はグラス選びや飲み方も工夫すると一層楽しめます。
ぜひ気軽に試して、自分の好みのタイプを見つけてみてくださいね。
「レポサド」という言葉はスペイン語で「休ませた」という意味があります。実際、テキーラを一定期間樽で熟成させることから名づけられましたが、この「休ませた」期間によって味わいが大きく変わります。この熟成期間が長すぎると味が重たくなりすぎることもあるため、2ヶ月から12ヶ月の範囲内でバランスを見ているんですよ。だからレポサドはまさに“飲みごろ”のテキーラというわけで、初めてテキーラを飲む人にもおすすめの種類なんです。
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