
スクロールバーとは何か?その役割と種類について
スクロールバーは、コンピュータやスマートフォンの画面で見えている範囲よりも多い内容を表示するために使う便利なツールです。例えば、縦に長いウェブページや文章を読むとき、ページ全体を一度に見ることはできませんよね。そこでスクロールバーが登場します。スクロールバーは画面の端にある縦または横のバーで、指やマウスで動かすと画面内の見える部分が上下や左右に動きます。
スクロールバーには主に2種類あります。1つは「縦スクロールバー」で、文章やページが上下に長いときに使われます。もう1つは「横スクロールバー」で、横に長い表や画像などを画面内で動かすときに必要です。
これにより、画面に収まりきらない情報も簡単に確認できるので、快適にウェブサイトを閲覧できるわけです。
ブラウザとは?インターネットを楽しむための必須ソフト
一方、ブラウザはインターネットに接続してウェブページを表示するためのソフトウェアです。具体的にはGoogle Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safariなどがあり、これらを使って世界中の色々なサイトや動画、画像を見たり検索したりできます。
ブラウザはただの表示ツールではなく、ウェブページのプログラムを読み込み、正しく画面に表示する役割、さらにユーザーの操作を受け取って反映させる役割も持っています。パソコンだけでなくスマホやタブレットなどに標準で入っていることが多いです。
ざっくり言えば、ブラウザはインターネットの入り口であり、スクロールバーはその入り口の中でページを見るための小さな道具、とイメージするとわかりやすいでしょう。
スクロールバーとブラウザの違いをわかりやすく表で比較
ここではスクロールバーとブラウザの違いを表にまとめてみます。
項目 | スクロールバー | ブラウザ |
---|---|---|
役割 | 画面内で見える範囲を上下左右に移動するツール | インターネット上のウェブページを読み込み表示するソフト |
表示位置 | 画面の端のバー部分(縦または横) | パソコンやスマホのアプリケーション |
ユーザー操作 | ドラッグやクリック、指のスワイプで操作 | ページの移動、検索、ブックマーク追加など多様 |
存在場所 | ブラウザを含む様々なアプリの画面に表示される | ウェブ閲覧専用のソフトウェア |
見た目 | 細い線状のバー | 画面全体と操作ボタンなどを含む複雑なUI |
このように、スクロールバーは主に画面上の情報を動かすためのもので、ブラウザはネットの情報を読み込んで見せるための広い役割を持つソフトなのです。
まとめ:スクロールバーとブラウザは役割も場所も全く違う!
最後にもう一度まとめておきましょう。
スクロールバーは画面の情報を上下左右に移動させる小道具、ブラウザはインターネットの情報を届けてくれる入り口の役割を持つソフトです。
どちらもパソコンやスマホで快適にネットを使うために欠かせませんが、役割が違うので混同しないようにしてくださいね。
これからもIT用語をわかりやすく解説していくので、ぜひブログをチェックしてみてください!
スクロールバーは普段何気なく使っていますが、実はブラウザ以外のアプリにも使われています。例えばエクセルやワードでも文章が長いとスクロールバーが現れますよね。つまり、スクロールバーは画面に収まりきらない情報を動かす共通のツールで、ブラウザはそれらを含めたインターネット画面全体を動かすソフトウェアということです。意外と身近な場所で使われているので、じっくり見ると面白いですよ。
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