血圧測定の部位の違いとは?
血圧を測定する時、どの部分で測るかによって結果や測定方法が変わってきます。一般的には腕(上腕)、手首、そして指で測る方法があります。
腕(上腕)で測定する場合は、動脈の太い部分をしっかりと圧迫できるので、正確な血圧値が得られやすいです。
反対に手首や指で測る場合は、動脈が細いので誤差が生じやすく、測定値が腕よりも高く出ることがあります。
それぞれの場所で測定する特徴を知ると、より正確で適切な血圧管理ができるようになります。
腕、手首、指での血圧測定の特徴比較
血圧測定の部位による違いを分かりやすくまとめたのが次の表です。
ding='5' cellspacing='0'>測定部位 | メリット | デメリット | 適したシチュエーション |
---|
腕(上腕) | 測定値が正確で信頼性が高い 多くの医療機関で標準的に使われている | サイズが合わないと誤差が出ることがある 動かなず測る必要がある | 家庭でも医療機関でも標準的に使える |
手首 | 持ち運びやすく手軽に測れる 腕が太い人や障害のある人に便利 | 手首位置を心臓の高さに保つ必要がある 測定時の姿勢によって誤差が大きくなる | 外出先やリラックスして測りたい時に適している |
指 | 装置が小型軽量で手軽に使える 指の動きや細かい変化を感知しやすい | 測定値の安定性が低く誤差が出やすい まだ一般的には医療用で広く普及していない | 特殊な検査や研究目的で使われることが多い |
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ピックアップ解説手首での血圧測定、実はその精度は測る時の姿勢がとても大事なんです。血圧は心臓の位置と比べて測定部位の高さが違うと数字が変わる性質があります。だから手首を心臓の高さに合わせて測らないと、血圧値は実際より高く出たり低く出たりしやすいんです。
また、手首は腕に比べて血管が細いため、動いていたり緊張しているとさらに数値がズレやすい特徴もあります。
だから手軽に使える反面、正確に測るにはコツが必要。もし家庭で手首の血圧計を使うなら、測る時は必ず椅子に座り、手首を心臓と同じ高さにそっと置いて静かに測ることをおすすめします。
これだけでかなり正確な値を得やすくなりますよ。
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