
クロストレーナーとトレッドミルの基本的な違いとは?
まずはクロストレーナーとトレッドミルが何かを知ることから始めましょう。
クロストレーナーはエリプティカルとも呼ばれ、足がペダル上で楕円運動をするマシンです。上半身も使った全身運動ができるのが特徴です。
一方、トレッドミルはランニングマシンとも呼ばれ、ベルトが回っており、その上を歩いたり走ったりするマシンです。主に下半身の筋肉を鍛え、心肺機能を高めるのに役立ちます。
このふたつは運動の仕方や使う筋肉、カロリー消費の特徴が大きく異なります。
それでは、詳しく見ていきましょう。
運動効果と筋肉の使い方の違い
クロストレーナーでは、足だけでなく手のハンドルも握りながら動かすため、脚・腕・背中・腹筋など全身の筋肉をバランスよく使えます。
関節への負担が少なく、膝や腰に痛みがある人にもおすすめです。ゆっくりした動きで脂肪燃焼や体力アップが目指せます。
一方トレッドミルは、主に脚の筋肉が使われ、歩くスピードや走る速度を調整できるため、有酸素運動の中でも心肺機能を強化するのにぴったりです。
ただしジョギングやランニングでは膝や足首にかかる負担が大きいため、怪我防止のために注意しながら使う必要があります。
このようにクロストレーナーは全身運動、トレッドミルは特に下半身の有酸素運動に向いているという点が大きな違いです。
使いやすさや設置場所の違い
クロストレーナーは動作が上下に滑らかで静かなものが多いため、集合住宅でも比較的音を気にせず使いやすいです。
体の左右のバランスも調整しやすいので、リハビリや筋力バランスの改善にも向いています。
トレッドミルはベルトの回転音や足音がやや大きく、設置場所や時間帯に注意が必要です。
また走るスペースを取るため、本体のサイズが大きくなりやすい傾向があります。
一方で速度や傾斜の調整ができるモデルが多く、より本格的なトレーニングやランニング練習が可能です。
使用環境に合わせて選ぶことが重要です。
カロリー消費量とダイエット効果の比較
カロリー消費は、両方とも有酸素運動なのでダイエットや体力作りに効果的ですが、運動の質が違うため消費量に差が出ます。
一般的にクロストレーナーは全身を使う分、消費カロリーが高いですが、トレッドミルは走る速度を上げるとさらに多くのカロリーを消費できます。
下記の表で簡単に比較してみましょう。
クロストレーナー | トレッドミル | |
---|---|---|
主な運動部位 | 全身(腕・脚・腹筋など) | 主に脚・心肺機能 |
関節への負担 | 少ない | やや大きい |
カロリー消費量(30分) | 約250~350kcal | 約300~450kcal(速度に依存) |
音の大きさ | 静か | やや大きい |
サイズ | ややコンパクト | やや大きい |
ダイエット目的なら運動強度や使い方を工夫すればどちらも効果的です。
ただし膝痛などがある場合はクロストレーナーのほうが安心です。
まとめ:どちらを選ぶべき?
クロストレーナーは関節にやさしく、全身運動ができるため初心者やリハビリ中の人、筋力バランスを整えたい人に向いています。
トレッドミルは走る・歩く動作を重点的に鍛えたい人やランニングの練習をしたい中・上級者におすすめです。
設置場所や使用目的、体の状態をよく考えて選んでみてくださいね。
健康的な毎日のために、自分に合った運動マシンを賢く選びましょう!
クロストレーナーは全身運動ができて関節への負担も少ないんですが、見た目がちょっと未来的な機械みたいで、使い始めはまるでSF映画の中にいるみたいな気分になります。特に動くハンドルに手を置いて動かすと、腕から背中、足まで全部を同時に使っている感じがユニークで、普段あまり使わない筋肉がポカポカ温まるのが実感できます。運動初心者でも楽しく続けやすいのが魅力ですね。
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