
1SLDKと2LDKの違いとは?基本の間取りをチェックしよう
賃貸物件やマンションの広告でよく見かける“1SLDK”や“2LDK”という言葉。
これらはお部屋の間取りを表す記号ですが、実は意味合いや使い勝手が少し違います。
まず、“LDK”は「リビング(Living)、ダイニング(Dining)、キッチン(Kitchen)」が一緒になっている部屋のこと。
数字は“寝室の数”を表していて、1LDKは寝室1つにLDKという間取り、2LDKは寝室2つにLDKという間取りです。
では、“S”は何かというと、“サービスルーム”の略で、収納や書斎、小さな部屋として使えるスペースを指します。
ただし窓がなかったり、居室(生活する部屋)として正式に認められていない場合も多いです。
つまり、1SLDKは寝室1つ+サービスルーム+LDK、2LDKは寝室が2つ+LDK、となります。
実際の暮らしでの違いは?どんな人におすすめ?
1SLDKと2LDKの違いは見た目だけでなく、使いやすさや生活スタイルに影響します。
1SLDKは「サービスルーム」があるため、書斎や収納スペースとして活用しやすいです。
例えばリモートワークが増えた今、ちょっとした仕事部屋として別のスペースが欲しい人にはぴったり。
一方、2LDKは寝室が2つあるので、家族や同居人がいる場合におすすめです。
夫婦それぞれの寝室や子ども部屋を確保するなど、プライバシーもしっかり守れます。
とはいえ、2LDKは部屋数が多いため、家賃や光熱費が高くなる傾向があります。
また、1SLDKは広さでは劣ることもありますが、スペースの工夫次第で快適に暮らせます。
1SLDKと2LDKの間取りの特徴を比較した表
ポイント | 1SLDK | 2LDK |
---|---|---|
寝室の数 | 1室+サービスルーム | 2室 |
サービスルームの有無 | あり(窓なしや狭いことも) | なし |
使い方 | 書斎や収納など多目的に活用可能 | 寝室や子ども部屋として適している |
家賃・維持費 | やや安い傾向 | やや高い傾向 |
プライバシー | 少ないが工夫でカバー可能 | しっかり確保できる |
まとめ~選び方のポイントは?
1SLDKと2LDKはどちらも魅力的な間取りですが、
1SLDKは独身の人や二人暮らしで仕事部屋や収納が欲しい人に向いていると言えます。
逆に2LDKは家族や同居人が多い場合、または部屋数を重視したい人にぴったりです。
どちらが良いかは、人数や生活スタイル、予算によって変わってきます。
内見時には実際の広さやサービスルームの使用感なども確かめて、快適なお部屋を探しましょう!
「サービスルーム(S)」という言葉、ちょっと変わっていますよね。実は法律上の扱いでは、窓がなかったり換気が難しいと“居室”とは認められないことが多いんです。つまり、正式には寝室とは言えないけど、家の中でちょっとしたスペースが欲しい時に便利なんです。書斎にしたり、パソコンルームにしたり、収納を増やしたりと使い方は自由。だからこそ、1SLDKはちょっと工夫次第で生活スタイルに合わせやすい間取りなんですよね。