
カップボードとパントリーの基本的な違い
キッチンでよく使われる収納家具に「カップボード」と「パントリー」がありますが、両者の違いをご存知でしょうか。
カップボードは、主に食器や調理器具を収納するための家具です。食器棚とも呼ばれ、キッチンの一角に設置されることが多く、ガラス扉がついていることが多いので、中の食器が見えるのが特徴です。
一方、パントリーは食品ストックや調味料などを収納するためのスペースや小部屋のことを指します。狭いキッチンではウォークインタイプの小さな部屋として設けられ、大量の食品を整理しやすくする役割があります。
このように、カップボードは主に食器の収納が目的、パントリーは食品の在庫管理のためのスペースである点が大きな違いです。
それぞれの特徴と使い方
カップボードの特徴
・食器やグラスの収納に最適
・ガラス扉付きで中のものが見えるデザインが多い
・キッチンの壁に沿って設置され、調理時に使いやすい
具体的には普段使うお皿やコップ、調理道具をすぐ取り出せるように整理します。容量はそれほど大きくなく、見た目も美しいことが求められます。
パントリーの特徴
・食品の大量収納に優れている
・狭いスペースでもウォークイン可能な収納が多い
・箱や缶詰、調味料などの在庫を整理整頓しやすい
パントリーはスーパーで買いだめした食材や非常食のストックをまとめて管理できるので、買い物回数を減らせるメリットがあります。
このように収納するものや目的によって設計やサイズ、位置が異なります。
カップボードとパントリーの比較表
項目 | カップボード | パントリー |
---|---|---|
主な収納物 | 食器類、調理器具 | 食品ストック、調味料 |
設置場所 | キッチンの壁面 | キッチン隣接の小部屋や収納スペース |
特徴 | ガラス扉で中が見える、整理しやすい | 大量収納可能、ウォークインタイプもある |
利点 | すぐ使いたい食器を手元に置ける | 食品をまとめて管理できるので買い物回数減 |
選び方のポイントと注意点
どちらを設置するかは、家族の人数やキッチンの広さ、生活スタイルによって変わります。
・食器が多く、頻繁に使う場合はカップボードを大きめにすると便利です。
・買い置きする食品が多い家庭はパントリーがあると管理しやすくなります。
・狭いキッチンでは両方を兼ねる収納家具を選ぶ工夫もあります。
また、どちらも整理整頓しやすいように収納ボックスやラベルを活用すると、使いやすさが格段にアップします。
カップボードとパントリーの違いを理解して、自分の生活に合わせた快適なキッチン作りに役立ててください。
カップボードの魅力って、実は見た目の美しさだけじゃないんです。たとえば、ガラス扉のカップボードなら、中に入っている食器が一目でわかるので、急いでいるときやお客さんが来たときにもサッと取り出せて便利!さらに、食器の数が多い家庭では、キッチンの動線に合わせて高さや棚の位置を変えられるカップボードもあるので、自分仕様にカスタマイズできるのも嬉しいポイントですね。
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