【図解付き】インプリシットフローと認可コードフローの違いを徹底解説

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【図解付き】インプリシットフローと認可コードフローの違いを徹底解説
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中嶋悟

名前:中嶋 悟(なかじま さとる) ニックネーム:サトルン 年齢:28歳 性別:男性 職業:会社員(IT系メーカー・マーケティング部門) 通勤場所:東京都千代田区・本社オフィス 通勤時間:片道約45分(電車+徒歩) 居住地:東京都杉並区・阿佐ヶ谷の1LDKマンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:175cm 血液型:A型 誕生日:1997年5月12日 趣味:比較記事を書くこと、カメラ散歩、ガジェット収集、カフェ巡り、映画鑑賞(特に洋画)、料理(最近はスパイスカレー作りにハマり中) 性格:分析好き・好奇心旺盛・マイペース・几帳面だけど時々おおざっぱ・物事をとことん調べたくなるタイプ 1日(平日)のタイムスケジュール 6:30 起床。まずはコーヒーを淹れながらニュースとSNSチェック 7:00 朝食(自作のオートミールorトースト)、ブログの下書きや記事ネタ整理 8:00 出勤準備 8:30 電車で通勤(この間にポッドキャストやオーディオブックでインプット) 9:15 出社。午前は資料作成やメール返信 12:00 ランチはオフィス近くの定食屋かカフェ 13:00 午後は会議やマーケティング企画立案、データ分析 18:00 退社 19:00 帰宅途中にスーパー寄って買い物 19:30 夕食&YouTubeやNetflixでリラックスタイム 21:00 ブログ執筆や写真編集、次の記事の構成作成 23:00 読書(比較記事のネタ探しも兼ねる) 23:45 就寝準備 24:00 就寝


インプリシットフローと認可コードフローの違いを徹底解説

OAuth 2.0という仕組みを知っていますか?ウェブサービスが安全に他のサービスと情報をやりとりするための約束ごとです。ここでは「インプリシットフロー」と「認可コードフロー」という2つのルートを取り上げ、どんな場面で使われるのか、何が違うのかを中学生にもわかる言葉で丁寧に解説します。まずは前提を共有します。認証と認可は似ているようで違います。認証は「あなたは誰ですか?」、認可は「この人はこの操作をしていいか」です。OAuthはこの2つを組み合わせて、正しい人だけが正しい情報を手に入れられるように設計されています。
これから訪れるのは、アプリがユーザーの代わりに「どのくらいの権限を持つか」を決める仕組みの話です。
実務では、ウェブアプリがユーザーの代わりに他のサービスにアクセスするための「鍵」をどう受け取るかが大事です。

まず「インプリシットフロー」は、直訳すると「暗黙の流れ」です。ブラウザ(クライアント)だけで完結する仕組みで、アクセストークンを直接返します。そのため、URLの中にトークンが現れやすい点が特徴です。これはSPA(シングルページアプリ)など、サーバー側に安全な場所を置けない場合に使われることがありますが、トークンがブラウザに露出するリスクがあり、現代のセキュリティ要件としてはあまり推奨されません。
また、長い距離を移動する前提のトークンは長生きしにくく、セキュリティ上の懸念が残ります。これが主に古いアプリや、バックエンドとフロントエンドの分離が難しいケースで見られる理由です。

一方「認可コードフロー」は、サーバー側で認可コードを交換してアクセストークンを得る仕組みです。最初に「認可コード」という短いコードを受け取り、それを自分のサーバーで引き換えてからアクセストークンを使います。これにより、ブラウザだけではトークンを取得できないため、セキュリティが大きく向上します。現代のウェブアプリでは、モバイルアプリやウェブアプリのSPAにもPKCE(Proof Key for Code Exchange)を使うことで、クライアントの秘密を持たずに安全に利用できるよう設計されています。つまり、認可コードフローは「信頼できるサーバーがある場合の標準的な方法」であり、情報の露出を抑えつつ柔軟性を保てます。
ただし実装が複雑になるため、正しく設定することが大切です。

では、2つの違いを要点で比べてみましょう。
受け渡す場所:インプリシットフローはクライアント側(ブラウザ)で完結、認可コードフローはサーバー経由で行います。
セキュリティのリスク:インプリシットはトークン露出のリスクが高く、認可コードフローは露出が少ないです。
トークンの取り扱い:インプリシットは長寿命のトークンを直接返す場合があるが、認可コードフローはアクセストークンをサーバーで受け取り、必要に応じてリフレッシュします。
現場の適用:SPA中心ならPKCE付きの認可コードフローが推奨され、従来のサーバーサイドアプリでは認可コードフローが安定します。
このように、目的と環境に応じて使い分けることが大切です。

  • 受け渡し場所の違い
  • セキュリティリスクのレベル
  • トークンの取り扱いの違い
  • 適用シーンの目安

最後に、実務での注意点。
PKCEを使うことリダイレクトURIを厳格に設定すること必要最小限の権限だけを要求すること、そしてブラウザのセキュリティ対策を常に最新に保つことが、両フローを安全に活用するコツです。OAuthは厳密な設計が必要な分、一度仕組みを理解すれば、現代のウェブアプリ開発をぐっと楽にします。この記事をきっかけに、あなたのプロジェクトでも最適なフローを選ぶ判断ができるようになることを願っています。

ピックアップ解説

認可コードフローの話題を雑談風に深掘りします。友達とカフェでOAuthの話をしているイメージで、PKCEの意味やサーバーの役割を、日常の話題になぞらえて語ります。最初は難しいと思われがちなこの仕組みも、実は“秘密のコード”をやり取りするゲームのルールのようなもの。コードを渡す場所、誰が鍵を握るか、露出をどう抑えるか。そんな小さな選択の積み重ねが、セキュリティの強さを決めるんだと気づくはずです。


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