
郵便局員と配達員は同じ仕事?大きな違いとは?
みなさんは「郵便局員」と「配達員」という言葉を聞いて、同じ仕事をしていると思いますか?実は、郵便局員と配達員には明確な違いがあります。
簡単に言うと、郵便局員は郵便局に雇われている正社員や契約社員のスタッフのことを指し、一方で配達員は主に郵便物や荷物をお客様に届ける人のことです。配達員の中にも郵便局員である場合と、委託会社に属する場合があります。
この違いを理解すると、仕事の内容や給与、待遇面がどのように異なるのかがよく分かります。今回は「郵便局員」と「配達員」の違いについて詳しく解説します。
仕事内容の違い
郵便局員は、配達業務だけでなく集荷・窓口業務・郵便物の仕分けや管理・貯金や保険の窓口業務など多岐に渡る仕事を担当します。つまり郵便局全体の運営を支える重要な役割です。
一方、配達員は主に郵便物や荷物を指定された住所へ届けることが主な仕事です。配達専任の業務に会社の雇用形態が正社員か契約社員、または外部委託かで違いが出ます。
簡単にまとめると
- 郵便局員:配達+窓口業務や管理業務
- 配達員:配達専任の業務中心
業務範囲の比較表
項目 | 郵便局員 | 配達員 |
---|---|---|
郵便物の配達 | あり | あり |
窓口業務 | あり | なし |
郵便物の仕分け | あり | なしまたは一部あり |
貯金・保険業務 | あり | なし |
資格・採用形態の違い
郵便局員は日本郵便が直接雇用する正社員や契約社員であることが多いです。採用試験を受け、身元の確認や健康診断もあります。
配達員は、直接雇用の郵便局員の場合もありますが、多くは契約社員やアルバイト、さらには外部会社へ委託された配達員もいます。
委託配達員は自分でバイクや自転車を使って配達し、給与体系も歩合制や日給制であったりします。郵便局員とは違って厚生年金や社会保険完備でないケースもあります。この点が大きな違いの一つです。
待遇や給与、福利厚生の違い
郵便局員は安定した給与やボーナス、社会保険に加えて有給休暇や退職金制度もあります。
配達員は勤務形態が様々なので給与に幅があり、委託の場合は歩合給のみの場合も多いため収入が安定しないこともあります。
福利厚生や勤務時間の面でも大きく異なるため、仕事を選ぶ際に注意が必要です。
まとめ
「郵便局員」と「配達員」の違いは
- 郵便局員は日本郵便に直接雇用され、窓口や事務、管理業務も担当
- 配達員は郵便物の配達が主で、直接雇用されていることもあれば委託会社のスタッフもいる
- 待遇や給与、福利厚生に大きな違いがある
このように同じ「郵便物の配達」というイメージがありますが、働き方や業務の範囲で大きく差があるのが特徴です。
将来、郵便事業に関わりたいならどちらの働き方が合っているか知ることが大切です。
「配達員」と聞くと、ただ郵便物を届けるだけのアルバイトと思われがちですが、実は配達員の働き方には色々な種類があります。
例えば、日本郵便の正社員配達員もいれば、業務委託で自分のバイクや自転車を使って働く契約配達員もいます。
委託配達員は自由度が高い反面、休みや収入も不安定になることがあるんです。
こんな違いを知っておくと、身近な郵便配達のしくみがもっと興味深く感じられますよね。
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