
再起動と完全シャットダウンの基本的な違いとは?
パソコンやスマートフォンを使っていると、「再起動」や「完全シャットダウン」という言葉を聞くことがありますよね。
この2つは似ているようで実は違うものです。再起動は、一度パソコンの動きを止めてからすぐにまた起動させる操作のこと。
「再び起動する」という意味がそのまま内容に表れているんです。対して完全シャットダウンは、パソコンの電源を完全に切ってしまうことを指します。
つまり、再起動は一時的に電源を落としてすぐ起動、完全シャットダウンはしばらくパソコンの電源を切っておくイメージです。
この違いを知ることで、トラブル時の対処や使い方がずっとわかりやすくなります。
再起動のメリットと使うタイミング
再起動すると、パソコンのメモリや動作が一度リセットされ、スムーズに動くようになることが多いです。
パソコンが重くなったり、うまく動かないときに再起動をすることで、問題が解消されることがよくあります。
また、インストールや更新が終わった後にパソコンを再起動することも必要です。
これは更新内容を正しく反映させるためで、再起動はその役割も果たしています。
再起動は「今すぐ動きをリセットしたいとき」に活用するのがポイントです。
しかし、電源が完全に切れていないため、パソコンの一部の設定や状態は残っている場合もあります。
完全シャットダウンの特徴と注意点
完全シャットダウンは名前通り、パソコンの電源を完全に切ることです。
これによって、パソコンのメモリも電力供給も全て停止し、パソコンは完全なオフ状態になります。
そのため、完全にパソコンを長期間使わない場合や、トラブルが改善しない時におすすめの方法です。
ただ、完全シャットダウンのあとに起動するには、時間が少しかかることが多いです。
また、最近のWindowsパソコンには「高速スタートアップ」という機能があって、普通のシャットダウンだけだと完全シャットダウンにならないこともあります。
その場合は、特別な操作で完全シャットダウンを行う必要があり、知らないと混乱してしまうことがあります。
再起動と完全シャットダウンの違いを分かりやすい表にまとめると
これらの違いを理解すると、それぞれの操作がどんなときに有効か、スムーズに使い分けられるようになります。
たとえば、パソコンが固まったり、動作がおかしくなった時はまず再起動をしてみて解決しない場合、完全シャットダウンを試すという順番がオススメです。
また、夜間や長期間使わない時は完全シャットダウンで電源を切り、省エネにもなりますので覚えておきましょう。
「高速スタートアップ」というWindowsの便利な機能について、ちょっと面白い話があります。
普通のシャットダウンではパソコンの電源は切れていますが、実は「高速スタートアップ」が有効になっていると、完全には電源が落ちていない状態なんです。
これはパソコンの起動を速くするための仕組みで、一部のシステム情報を休止状態で保存しているからです。
だから、普通にシャットダウンしても完全シャットダウンとは違い、トラブル解消にはならないこともあるんですよね。
これを完全に切りたい時は、特別な操作が必要で、知らないと意外に戸惑ってしまうポイントです。
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