IPアドレスとは何か?
インターネットやネットワークの世界でよく出てくる「IPアドレス」という言葉。IPアドレスは、コンピューターやスマホなどの機器がネットワーク上でお互いを認識するための住所のようなものです。
インターネットの世界ではたくさんの機器がつながっており、それぞれがどこにあるのかを示すためにIPアドレスが必要になります。
IPとは「Internet Protocol(インターネット・プロトコル)」の略で、データを送受信するルールのことです。
IPアドレスは、そのルールにのっとって割り当てられた番号で、ネットワーク上の住所の役割を果たします。
簡単に言うと、郵便物の宛先のように、送信先を特定するために必ず必要なものです。
現在、主に使われているIPアドレスにはIPv4とIPv6がありますが、今回は特にIPv4について説明します。
IPv4アドレスとは?
IPv4アドレスは、IPアドレスの種類のひとつで、4つの数字(0〜255)の組み合わせでできています。例として「192.168.0.1」のような形です。
これはIPv4(Internet Protocol version 4)という第4版の通信規約に基づいて作られたアドレス形式で、1980年代から主流として使われています。
IPv4アドレスは、32ビットの2進数で表され、4つのオクテット(8ビットごとの塊)に区切られており、それぞれが0から255までの数字になります。
しかし、世界中の機器がネット接続を行うため、IPv4アドレスは割り当てられる数が限られているため、枯渇問題が起きています。
そのため、現在は新しいIPv6という規格も使われ始めています。
IPアドレスとIPv4アドレスの違いをわかりやすく表でまとめると
ding="5">用語 | 意味 | 特徴 | 例 |
---|
IPアドレス | ネットワーク上の住所全般 | IPv4、IPv6など複数の規格がある | 一般用語 |
IPv4アドレス | IPアドレスの一種 | 32ビット、4つの数字で表現(0〜255) 約42億個のアドレスが存在 古くから使われている | 192.168.0.1、10.0.0.1など |
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まとめ:IPアドレスとIPv4アドレスの関係と違い
IPアドレスはネットワーク機器の住所全般を指す言葉で、その中にはIPv4アドレスやIPv6アドレスなど複数の種類があります。
IPv4アドレスはIPアドレスの中でも特に古くから使われている「第4版」のアドレス規格で、4つの数字をピリオドで区切った形をしています。
つまり、IPv4はIPアドレスの種類の一つであり、「IPアドレス」と言う言葉はもっと広い意味を持っています。
ネットワークに関心があるなら、この違いをしっかり理解しておくと便利です。
これからもネットを使うときに「IPアドレス」や「IPv4アドレス」という言葉を見かけたら、今回の解説を思い出してくださいね!
ピックアップ解説IPv4アドレスが採用されている仕組み、実は最初は約42億個のアドレスがあるとされていましたが、世界中のネット機器の増加で足りなくなってしまいました。だから今では、IPv6という新しい形式も使われているんです。でも面白いのは、まだまだ多くの場所でIPv4が現役なのは、そのシンプルさと互換性の良さによるところが大きいんですよ。みんなが普通にネットを使うその裏で、こうした技術的な進化が進んでいるんです。ネットの住所には未来もあるんですね!
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