
botとクローラーって何?
インターネットを使っていると、よく「bot(ボット)」や「クローラー」という言葉を聞きますよね。でも、なんとなく同じものだと思っていませんか?
botは自動で動くプログラムの総称で、チャットをしたり情報を集めたり、色々な種類があります。一方で、クローラーはWeb上の情報を集めるためのbotの一種です。
つまり、すべてのクローラーはbotですが、すべてのbotがクローラーというわけではないんです。
この違いを理解すると、Webの仕組みやプログラムの役割がより分かりやすくなりますよ。
botの種類と役割
botはとても広い範囲のプログラムを指します。
例を挙げると、チャットで相手の質問に答える「チャットボット」、SNSの投稿を自動で行う「ソーシャルボット」、ゲームで対戦相手となる「ゲームボット」などがあります。
それぞれ役割が違い、目的に応じて動作します。
例えばチャットボットは、質問に答えてくれるので、カスタマーサポートなどによく使われています。
こうしたbotは人の代わりに単純な作業や繰り返しの作業を自動で効率よくこなすことができるため、生活や仕事の中で役立っています。
クローラーの仕組みと働き
クローラーは、検索エンジンなどがWebサイトの情報を集める目的で使うbotの一種です。
たとえばGoogleなどの検索エンジンは、Web上のたくさんのページをクローラーで巡回し、ページの内容を読み取ってデータベースに保存します。これにより、検索したときに素早く関連した情報を表示できるのです。
クローラーはあるURLから始めて、そのページにあるリンクをたどりながらWeb全体をくまなく調べます。
このような働きで私たちは日々、必要な情報を楽に検索できているわけです。
botとクローラーの違いを表で比較
ポイント | bot | クローラー |
---|---|---|
役割 | 様々な自動作業を実行 | Webページの情報収集 |
種類 | チャットボット、ゲームボットなど多種多様 | 検索エンジン用が主 |
動作範囲 | 限定された用途・範囲 | インターネット上の多数のサイトを巡回 |
例 | LINEのチャットボット | GoogleのWebクローラー |
まとめると、botは自動で動くプログラムの総称で、クローラーはその中の一種で特にWeb情報を探す役割を持つbotです。
違いを知って、インターネットの仕組みをもっと楽しみましょう!
「クローラー」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実は検索エンジンの裏方さんみたいな存在です。Googleなどが新しいサイトやページを見つけては内容を調べ、情報のデータベースを作っています。
これがなければ、検索結果は更新されず古い情報ばかりになってしまうんです。
クローラーはWebの探検隊と考えるとわかりやすいですね!毎日膨大なページを巡っているので、すごく働き者なんですよ。
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