
APIとRESTって何?基本から理解しよう
まずはAPIとRESTの意味をはっきりさせましょう。APIは「Application Programming Interface」の略で、
簡単に言うとソフトウェア同士が情報をやり取りするための窓口のことです。
たとえば、スマホのアプリが天気情報を表示するとき、天気のデータを提供している仕組みとつながっているのがAPIですね。
一方、RESTはAPIを作る方法の一つで、「Representational State Transfer」の略です。
RESTはWeb上で効率よく情報交換をするルールやスタイルを指しています。
つまり、RESTはAPIの中の
設計方法の一つなんです。
この段階でポイントなのは、APIは概念、RESTは特定の作り方のルールということ。
よくこの二つを同じ意味としてしまう人もいますが、実は違いがあります。
APIとRESTの違いを具体的に比べてみよう
APIはソフトウェア同士が接続するための
「もの」と考えられます。
RESTはそのAPIを作るルールや規則というイメージです。
APIにはREST以外にもいろんな種類があります。
たとえばSOAP(SOAPはProtocolの一種)、GraphQL(Facebook発祥のクエリ言語)、RPCなどです。
RESTの特徴は、HTTPのメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)を使って
とてもシンプルに通信をすること。
それによって、軽量で速く多くのウェブサービスで採用されています。
以下の表に主な違いをまとめました。
項目 | API | REST |
---|---|---|
意味 | ソフト同士が連携するためのインターフェース | APIの一種でWeb通信に最適化された設計スタイル |
種類 | REST、SOAP、GraphQLなどいろいろある | APIの中の1つの設計方式 |
通信手法 | APIごとに異なるがHTTPが多い | HTTPメソッドを活用しシンプルに通信 |
利用例 | Google Maps APIなど各種サービス連携 | Webサービスのデータ取得、更新など |
このように、APIとは何か?という大きな枠組みの中でRESTは設計方法の1つと覚えると混乱しません。
APIやRESTを知っていると何がいいの?実生活への影響
この違いを理解すると、技術の話がわかりやすくなります。
例えば、ニュースアプリや天気予報アプリ、スマホゲームなどはAPIを通じて外の世界の情報を取得しています。
APIは単なるデータのやり取りの仕組みですが、RESTのようにルールが決まっていると
複数の会社やサービスがスムーズにつながりやすくなります。
このため、便利なサービスやアプリがたくさん生まれやすく、私たちの生活がより豊かになるのです。
中学生でもプログラミングを始めるときに、APIやRESTの違いを知っておくと
今後の勉強や将来的な仕事に役立つでしょう。
ぜひ理解を深めてみてください。
RESTがAPIの一種であることは知っていますか?実はRESTはWeb通信に最適化された設計スタイルで、HTTPのGETやPOSTなどのメソッドを使って情報をやり取りします。
RESTは取り扱いがシンプルで多くのサービスで使われているため、最近ではほとんどのAPIがREST形式として提供されています。
だから、RESTを覚えるとWebアプリやスマホアプリの仕組みがぐっと理解しやすくなるんです。
ちょっとしたルールの違いが大きな影響を持つ世界なんですよ!
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